帰国生の大学受験、入試方式は何が良い?
こんにちは。留学館KIKOKU塾です。
帰国生として大学受験を控えている皆さん、もう志望校はお決まりでしょうか。
志望校を選ぶ際は、「入試方式」をよく確認しましょう。帰国生というと「帰国生入試」を受験するしかないと考えてしまいがちですが、大学入試には他にも様々な方式があり、条件を満たせば、国内の受験生と同様の方法で受験することができます。
今回は、それぞれの受験方式の特徴について見ていきましょう。
入試方式の種類
帰国生の皆さんは、一般入試・帰国生入試・AO入試・公募、自己推薦入試といった入試方式で受験することが可能です。
【一般入試】
国内の受験生と同様の試験を受ける方式です。
国公立大学の場合は、センター試験と各大学の2次試験が課せられます。私立大学の場合は、センター試験の点数を利用して受験する場合や、各大学の個別入試を受験する場合があります。センター試験は、出願の際に資格審査があります。
【帰国生入試】
一般入試と異なり、受験資格を満たした帰国生のみが受けられる入試です。入試科目は、小論文・ 面接が多くの大学で課されます。それに加え、英語外部試験のスコア提出や、英語・理数系の個別 試験が課される場合があります。
【AO入試】
AO入試とは、小論文や面接を通して受験生の学習意欲や総合的な人物評価をし、選抜する入試方式です。受験資格を満たす場合は、帰国生も受験が可能です。小論文や面接が中心ですが、大学によってはプレゼンテーションやグループ討論、基礎学力試験などを課す場合もあります。また、海外滞在期間や、英語外部試験のスコアなどによって受験資格が定められているケースもあります。
【公募・自己推薦入試】
AO入試と同様に、受験資格を満たす場合は帰国生も受験が可能です。「推薦」という名称になってはいますが、指定校推薦とは異なり、合格がほぼ保証されているものではありません。「自己推薦入試」はAO入試と似た制度ですが、評定平均が設定されている場合や、学校長の推薦状が求められる場合があります。「公募推薦」は、国内の高校出身者のみが対象となるケースもあるので、各大学の要項を確認しましょう。
帰国枠受験資格等の注意点
受験資格は、受験する大学や入試方式によって異なるため、よく確認する必要があります。
一般的に多くの大学では、受験資格として英語外部検定試験のスコアを求められます。代表的な試験がTOEFL、IELTS、TOEICです。なお、TOEICに関してはSWテストも含める場合がありますので注意が必要です。
また、海外での滞在期間は2年以上、学校の種別は現地校、あるいはインターナショナルスクールと定められている場合が多いです。
いかがでしたでしょうか。
帰国生が受験できる入試は、上記で紹介したもの以外にも「グローバル入試」という名称で行われているものや、「公募制推薦入試」の中に帰国生枠として設けられているものなど、多種多様です。入試方式・名称にとらわれず、まずは志望学部や大学のレベル、地域など、自分にとって重要な点を考慮しながら志望校を決めていきましょう。
入試制度についてご不明な点がありましたら、留学館KIKOKU塾までご相談ください。
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